2025ssデリバリーが始まりました。

 

こんにちは、知美です。

12月20日より春夏商品の "第1便" が全国的に販売がスタートとなりました。
25ssコレクションで発表されたブランド初のアイテムとして話題になった「ツナギ」や、染色濃度の変化によるカラー展開に驚かされた「藍染」のアウターから皮切りです。

続いて、1月初旬に第2便、2月1日に第3便、3月1日に第4便... という形で納品され、同時に公式オンラインストアでも販売が開始されていきます。

 

いよいよ「明日は雪が降るのかな?」と頭によぎるほど、冬本番の厳しい寒さとなったところですが、
アトリエでは来季の2025-26awのサンプル制作も始まっており、シーズンの切れ目がなく量産と新作の試作とで頭の切り替えが難しくなる時期です。

 

そんな中、ギャラリーショップでは【黒】というイベントを開催しております。

インスタライブも復活しました。

私と一緒に出演した小坂さんは15年以上アパレル小売で数え切れない程の洋服を扱ってきた方、それなのに未だこんなに感動することがあっただなんて・・・
入社してから知的好奇心が刺激されて、毎日消化不良を起こしているんです、と話します。

それ程、「山内」はこれまでのブランドとは違ったということだと思います。

 

いつも、"知美さん、それ普通じゃないです!!(苦笑)" と突っ込まれます。

ことある毎に、"今までめちゃくちゃ大変な事をされてきたんですね・・。" と、言われるので、もう私はこっち側に来たんだなとつくづく感じる訳で、デザイナーも昔はこうゆう時期があったんだよな〜と、なんだか過ぎた年月を重く感じたりしています。

さて、気が付けば年の瀬です。

 

これほどあっという間に過ぎた年はなかったかも知れません。

待ちに待った2025年に向け、気持ち新たに迎えたいなと思いながらも、あと10日だと思うと焦る気持ちです。

 

YouTubeの対談でCASANOVAの福田さんが「1分1秒をどう使うかが大切」という事を本編の2話の35分辺りで話されていて、本当にそうだなぁと思います。

時間という価値観が変わりつつある今、とっても惜しく感じる次第です。

 

やらなければいけないこと、やった方がいいこと、どうしてもやりたいこと、どっちでもいいこと、、、
おそらく優先順位みたいなものが自ずと作動してしまうその 瞬間 のために、自分の役割りというものを把握して任せる部分と、譲ってはいけない部分を心と脳みそに刻み込んでいる途中です。

 

これまでを振り返り、整理してしまった方がいい事柄、これまで通りではいけない所、これを洗い出しながら走り続ける心の器用さを身に付けたいなと思う今日この頃。

そして、持ち前の手の器用さを発揮してサンプル部隊として、アトリエでの感覚を1日でも早く取り戻していけたらなと考えています。

 

やはり今になっても、お手本は本人です。

師匠の背中をまた近くで感じながら、全身全霊サポートできるように務めます。

 

2024年の最終営業日は12月30日(月)、年始は1月4日(土)からスタートとなります。

何卒、宜しくお願い致します。

 

 

作 / 山内 知