ygs41 / 有松絞り・塩縮加工コットンリネンシャツ by 絞り職人 久野浩彬作 size.4
- 通常価格
- ¥88,000
- 販売価格
- ¥88,000
- 通常価格
-
- 単価
- /あたり
※こちらは新店舗オープンを記念したスペシャルエディション数量限定アイテムとなります。
(1柄に対して1点のみのお作りで、選べるサイズは1つしかご用意のない品番です。)
新店舗オープン記念アイテムには、山内ゴールドネームが付きます。
ygs41 / Arimatsu Shibori Salt Shrink Cotton Linen Shirt (Made by Shibori Craftsman Hiroaki Kuno)
A one-of-a-kind piece that makes full use of traditional Japanese craft techniques. A new Arimatsu Shibori pattern created specifically for the Yamauchi brand. Only one size is available.
The actual item can only be seen at the Yamauchi Gallery Shop in Nagoya or the Yamauchi Official Online Store.
This shirt, which is imbued with Japanese aesthetics, including not only the tie-dye technique but also the delicate and fine stitching, minimalist design, and intricate patterns, is the culmination of 20 years of experience by skilled craftsmen and designers with a great sense of balance. The special edition to commemorate the opening comes with a gold brand name tag as a proof of its premium status.
This is a limited edition item only available now.
---商品説明---
私は地元名古屋を拠点に洋服づくりを始めて18年ほどになりますが、初期の頃から地元名古屋の伝統工芸有松絞りを洋服の中に取り入れコレクションを発表してきました。
名古屋の学校に通っていると、伝統に触れる意味合いとして、有松の町を見学しに行ったり、絞りの体験をしたりと、一度は有松に行く機会があります。
歴史を感じる街並みや、着物に使われる技法が名古屋にもあったんだ。
学生のうちはそんな程度の感覚でしかありませんでしたが、ブランドを始めてモノづくりを生業とすると決意してからは、その脈々と続く時間の連続性や、絞り自体の歴史や美しさを再認識するようになりました。
無意識に続くことは「習慣」であり時代と共に変化していきます。
「伝統は意識的に続けようとしなければならない」と私は思っています。
意味や必要性を考えて伝統を残そうとするのではなく、続けていくことを意識することがとても大事で、地域社会がそれを良しと認識しなければ全てが消えていってしまい、残るものは味気なく、今を感じるものだけになり、資本主義の成れの果ての世になってしまうのではないでしょうか。
偉そうなことを書いている自分を認識した上で、ほとんど意味がないと知りつつ、有松絞りの可能性を追求し、色々な方々に触れる機会を作ることが、伝統を守ることにつながるのではと思いたいです。
絞り職人の久野さんとは15年以上の付き合いで、出会った当初は足しげく有松に通い、色々な技法を試していただきながら、それを用いて何度も洋服に仕立てては、なんか違うな、仕立てては、もうちょっとこんな感じかな、、それの繰り返しでした。取ってつけたような取り入れ方しかできず、有松特有の柄の使い方にも苦戦していました。
どんな仕事も最初はお互いを理解することに相当時間を使い、体力も使います。
その時間を経て、5年10年してようやくお互いの雰囲気を掴むことができます。
今では、「全部違う柄で、あとはお任せで」くらいの会話で取り掛かることができます。
久野さんの思う、「山内らしい」柄が出来上がってきてから、あとは私の時間です。
柄をどのような位置に配置して、どのようにして「山内らしく」していくか。私の力量が試されますが、とても楽しい時間でもあります。
大柄なものや小柄なもの、ストライプやボーダー、幾何学的な模様から、やや伝統的な模様まで。
それに合わせた裏地をチョイスして、ボタンを選び、1着1着ミシン糸が違うため、オーダー品を仕立てるように仕上げていきます。
一つとして同じ柄はありません。似たような柄もありません。
全てが世界で唯一の柄であり、完全なる一点物です。有松絞りの奥深さをどうぞお楽しみください。
---アイテム説明---
全てのパーツに滑りの良いコットンキュプラを裏打ちする二重仕立てで、生地の風合いを感じて頂くために、ステッチは全て裏側になるよう仕立てています。
和紙のように乾いた表情とランダムなシワの入った生地感が、どこか和を感じさせる山内定番アイテムです。
---表地説明---
塩縮加⼯コットンリネン (近江産地)
⽣地の裏側に⼿を当てると透けて⾒えるほど薄⼿の近江産コットンリネンを、強塩縮加⼯する事で強烈に⽬が詰まり、縦横30%程⽣地が収縮します。
縮まる際に⽣地全体に出てくるランダムなシワとドライな表⾯が、どこか和紙のようでもあります。
全ての⽣地が同じような塩縮後の表情になるわけではなく、⽷、組織、染⾊⽅法、⾊々な条件により仕上がりが左右します。
その為、今まで幾度となくテストを繰り返してきた中で、シワが強すぎて主張しすぎるわけでもなく、弱すぎるわけでもなく、また安定して同じ⾵合いに上がるこの⽣地に⾏き着きました。
テキスタイルからデザインが始まる⼭内ですが、テキスタイルが押し付けがましく主張しすぎてもよくありません。
常に気負わず着⽤が出来、また⼿に取り着⽤したくなる、⼀⾒すると少しの変化に感じますが、あえてその程よく品のあるバランス感覚を⼤事にモノづくりをしています。
⼭内になくてはならないテキスタイルの⼀つです。
---加工説明---
塩縮加⼯ (⼭梨県)
苛性ソーダ(⽔酸化ナトリウム)を使⽤し、独特なシワ感や凹凸を⽣地に与える加⼯⽅法です。
とても⼿間のかかる加⼯のため、⼤量加⼯には向かず、すべて⼿作業で⾏います。
また、使⽤する薬剤が危険を伴うため、⾼濃度で加⼯できる⼯場さんはとても希少です。
---仕様詳細---
・品番 / ygs41-open anniversary
・サイズ展開 / 2 , 3 , 4 , 5
・色展開 / arimatsu
・塩縮加工
・二重仕立て
・純日本製
・お洗濯 / ご自宅手洗い、ドライクリーニング
---混率---
表地 - 綿 50% 麻50% (近江産)
裏地 - 綿 55% キュプラ45%
---仕上がり寸法表--- ※洋服の特性上多少の誤差は生じます。
|
着丈 |
肩幅 |
胸囲 |
袖丈 |
2 |
72.5 |
44.3 |
112 |
60.5 |
3 |
74.5 |
45.9 |
116 |
62.3 |
4 |
76.5 |
47.5 |
120 |
64.1 |
5 |
78.5 |
49.1 |
124 |
65.9 |
charcoal navy 正面
〈 着用モデル 〉 170cm 60kg
〈 着用サイズ 〉 charcoal navy size.4
別柄 横向き
〈 着用モデル 〉 177cm 70kg
〈 着用サイズ 〉 別柄 size.5
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