22143 / 綾織り限界密度ノーミュールシングウール ・テーラードカラーシャツ
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テーラードカラーのパターン設計で上から3つ目のボタン位置が返り位置になるシャツアイテムです。
最上級ウールのドレープを感じて頂くために、身幅、着丈など少し大きく設計し、空気を含んだシルエットは涼しげで、
Tシャツの上から、素肌の上から、バサッと羽織りサンダルを履いてカジュアルなスタイリングをしても、圧倒的なテキスタイルの力でとても綺麗におさまります。
シワになりにくく、肌当たりも涼しく、何よりも吸湿性、放湿性に優れムレにくいため湿気の多い日本の夏場にはより最適な素材ですので、山内では夏場のウールアイテムは多数提案しています。
---表地説明---
綾織り限界密度ノーミュールシングウール (尾州産地)
※ノーミュールシングウールのSP140’Sで綾織り限界密度に挑んだ生地です。
前シーズンでは同じ密度で平織りに挑戦した生地を発表しましたが、やはりかなり量産で苦戦し機屋さんとも今後に課題を残した生地となりました。
実際量産で織った生地量はとても多く、傷ばかりのB反しかできませんでした。その生地でパズルのようにパターンをはめ込んで、傷のない部分を使用し量産製品を作り上げましたので、とても量産作業とは言えない時間をかけてしまいました。
それでも尾州のションヘル織機の可能性を信じ、新たな境地を目指し、織り方を綾織りに変更し再挑戦しました。
綾織りにする理由は特になく、何かを変化させれば前回よりも少しでも良い仕上がりになるのでは、、その可能性を信じて挑戦しました。
それにより多少の生地の厚みに助けられたのか、傷は前回よりも少なく、またションヘル織機自体もこの密度での動きに馴染んだのか、職人さんの新たな感覚が生まれたのかは定かではありません。
生地の傷を省きながら、パターンを一つ一つはめ込んでいき、それでもほんの少し入ってしまう部分に関しては、このウールの特徴として提案したいと思います。
今後も機屋さんと協力しながらこの密度で織り上げていき、どこまでクオリティを上げていけるか、とても長い挑戦になりそうですが、山内の掲げる世界に誇る日本クオリティを目指していきたいと思います。
織り上がりの毛織物は触れば感じる密度と重厚感があります。
当然他の織物とは別格の糸量を使用しますので、目付けは高いのですが、綾織りにすることで落ち感が増し、綺麗なドレープも特徴です。
さらに生地整理最終段階でウール特有のスケールを整え、肌あたりをカシミヤのようなタッチまで高めています。
※ノーミュールシングウール…※ミュールシングをしていない羊の毛であるという証明がされた毛のみを使用
※ミュールシング...羊への虫の寄生を防ぐために子羊の臀部の皮膚と肉を切り取る事
---仕様詳細---
・品番 / 22143
・セットアップ提案商品 (ジャケット品番 22121 , パンツ品番yc62-221, 22163)
・サイズ展開 / 2, 3, 4,
・色展開 / off white, black, charcoal navy
・ノーミュールシングウール
・純日本製
・お洗濯 / ドライクリーニングのみ
---混率---
表地 – 毛100% (尾州産)
---仕上がり寸法表--- ※洋服の特性上多少の誤差は生じます。
size |
着丈 | 肩幅 | 胸囲 | 袖丈 |
袖口 |
2 | 79.5cm | 44.5cm | 115cm | 59.5cm | |
3 | 81.5cm | 46.1cm | 119cm | 61.3cm | |
4 | 83.5cm | 47.7cm | 123cm | 63.1cm | |
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