限定商品【2023発売】ノーミュールシングウール・ダブルフェイスニット・プルオーバー

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未公開の【新型】が、元旦から販売スタートとなります。

洋服作りを熟知した「山内」の、究極なプレーンシリーズ。

年末年始のリラックスしたい時にもぴったりで、大人が単品で着用しても納得な "極上ウール" のトレーナータイプが初登場です。

 

新年明けましておめでとうございます。
本年も「山内」を、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

店頭では、2023年1月3日(火)~8日(日)までサンプル販売会を行います。

期間中は展示会用サンプルを、特別価格にて販売致します。


スウェット類では見たことのない上質感。

落ち感があり、ドレープも綺麗な印象のこのウールニットは、ラウンジウエアやルームウエアとしても最適な着心地であり、さらに都会的です。

インナーとしてTシャツ感覚での着用も、トレーナーとしてカットソーとのレイヤードを楽しんだり、肌寒い日にはセーターのようにシャツの上に着るアイテムとしても、色々な表情を見せてくれます。

 

 

<<< この企画の流れ >>>


世界で唯一の山内オンリーショップとなる「山内 gallery shop」は、約7年程前にアトリエと隣接した真っ白なスペースで、看板も無く、完全なる口コミから静かに始まりました。

生地屋さんが完成した洋服を実際に確認するためのショールームとして・・。

最初は、デザイナーがいつでも同じ色温度で細部まできちんと把握できるようにと、美術館と同様の照明器具を設置することで、新作のサンプル製作中も、昼夜気にすることなく24時間作業に打ち込み、どんな時でも最終確認できる部屋でした。

当時は夏になるとお庭の草が生い茂り、獣道のように、関係者が出入りしたところが自然と道らしくなっていっただけで、かき分けなければアトリエに辿り着けなかったことが懐かしいくらい・・こんな場所で洋服を作っているの??と小さなジブリの世界を切り取ったかのように穏やかな空気が流れる場所。

生地屋さんの知人の方、その紹介の方、またその紹介の方・・と、だんだん連絡が取り辛くなっていき、ギャラリースペースは開放したまま作業しているのでどうぞ。といったスタンスから、かなり遠方のお客様が初めて名古屋に訪れました。と、お目当てに足を運んでいただけるようになりました。

夢のようでした。

毎日無言で気の遠くなるような作業の繰り返しだった私達は、予想もしなかった沢山の励みを頂戴して、一般のお客様でも細部まで気に留めていただけている事を知り、暗いトンネルの中を走っているような気持ちは晴れ、勇気までいただいたことを忘れません。

それから、年に2回のコレクションを私自身も一番楽しみにしながら、四季折々洋服作りに向き合ってきました。

春も夏も秋も冬も、年中山内(の洋服はメンズ服ですが...)を着用してきて10年。毎日コーディネートする中で、足りないアイテムに気が付いたのです。

これまでのコレクションでは発表されなかったアイテム。それがこの「プルオーバー」=「トレーナー」だったのです。

 

 

<<< この企画への想い >>>

 

私は山内の一ファンとして、コレクションのラインナップに文句を言うつもりはありません。

だからずっと待ち望んでいたのです。

でも、今季も今季も現れなかった・・・。いや、このまま待っていても現れそうにない気がして、本人にこっそり聞いてみた。

「そうだね、無いね」そんな軽い二つ返事で会話が終わっていった事もありました。

それでも諦めずにジャブを打っていきました(笑)

やっと今年になって乗る気になってくれたような気配があったのですが、やはり発表はありませんでした。

なぜ試作はしても違うのか質問すると、「リブが良くない」と話します。

布帛で作成するオリジナルリブ、通称 "山内リブ" が誕生したという秘話?悪夢??がデジャブのように頭の中で重なりかけましたが、この件に関してはこちらも既に免疫ができています。

ニットのプロにウールでリブを作っていただく方向しかないのでは???

これは長期戦になるに違いない。と悟りました。

ウールでリブが作れれば上手くいきそうだね。。からの月日が随分長かったように思います。

やっとの思いで完成した、このプレーンなトレーナー。

だけどモノ作りを熟知した【チーム山内】だから仕上がったこのトレーナーらしからぬ面構え。

トレーナーはちょっと・・という首を捻りそうになった年齢の方こそ、是非ともお試しいただきたいニットの丸首プルオーバーです。

トレンドに左右されない本当の「プレーン」なアイテムにどうしても拘りたくて、本人と一緒にサイズ感をかなり重点的にチェックを行いました。

パターン上ではなく、このドレープ感のある生地の特性を加味した見え方、体感にフォーカスする必要がありました。

体格の違うモデルで着用してもらい、何度も精査し、微調整を繰り返して遂に着地しました。

山内にしか作り出せない上質なニット。だけども、マシーンウォッシュ可能との事で、デイリー使いを叶えておりますので、ご安心を。

 

 

<<< 生地について >>>

羊に対して虐待行為となるミュールシングの工程を行わない ”ノーミュールシングウール" を使用した、東京産のダブルフェイスニットになります。

使用している糸はとても上質で、カシミアように柔らかい、高級な17.5マイクロンのスーパー140ウール100%の天竺です。

ウールとは思えない柔らかさと軽さがあり、薄めの肉感でありながら、どのような着合わせをした場合でも、体温調整がしやすいゆとり分を持たせています。

画像からも伝わる通り、最高の生地です。

更に縮絨をかけることで防縮効果も発揮するため、縮みやピディングを気にし過ぎる事なく、家庭で簡単に洗う事ができる事も、かなりの朗報ではないでしょうか。

直接肌に触れるTシャツとしての活用方法も躊躇がなくなります。

今後長く愛用する上で、普段の生活に取り入れやすく、心の満足度が高いアイテムは嬉しい事ですね。

ただ、ニットと言えど、毛羽が感じにくいドライなタッチなので、春から夏に向けて・・や、秋へ移行する時など、サラりと着こなせそうな触感で、スウェットよりTシャツに近い印象の薄地タイプとなります。

本当に心地がいいので、就寝時のパジャマとして、パジャマシリーズと合わせたコンビネーションも楽しめそうです。

 

 

<<< 着方について >>>

究極のプレーンなアイテムを目指し、サイズ感にこだわりましたので、山内のクリエーションを信じて、いつもsize.3の方なら「3」を、推奨いたします。

画像でレイヤードしている塩縮シャツもsize.3、ウールトレーナーもsize.3の組み合わせとなっています。

(モデルは身長170cm体重60kg)

オーバーサイジングの流行も収まった頃に、ちょうどいいと思っていただける頃合いは、デザイナーの繊細な感覚と長年の肌感覚にお任せください。

きっと、数年後、鏡越しに口角が上がる事でしょう。

インナーとして使用した時と、上に重ねて着た時とで、サイズ感の雰囲気も変わります。

この生地に出会って考慮したゆとり分であり、この生地の特性を生かす分量とお考えいただけたらと思います。

ウールリブは通常のコットンのリブと比べ、キックバックも含めて全体的にソフトな印象で、締め付け感も強くありませんのでリラックスした着心地設計です。

寸法表の数字に囚われない方がこの品番に関しては "吉" かも知れません。

どちらもグレイッシュなお色目で、落ち着いた色味になります。

「mocha beige」は茶色の要素が入ったグレーベージュで、「navy gray」も炭黒に近いチャコールネイビーのような青みが抑えられたカラーです。

いつもなら黒派の本人も、珍しく今回は2色とも狙っている宣言をしている程、いいお色に仕上がっています。

着用シーンをイメージしながら、ご自身の気持ちを高めてくれそうな方へ誘われても間違いはなさそうです。

 

 

<<< 山内の着る哲学 >>>

ブランドのコンセプトとなる【日本人であるということ】をテーマに、"純日本製" で、日本の土地の上・・ということだけではなく、純粋に日本人の心で、日本語のキャッチボールを経て、日本のアンデンティティーを持った日本人のために、日本が良くなるようにと、魂の呼吸を合わせたモノがメッセージを運び、やがて心を動かすパワーが宿ることで物以上の価値が共鳴するのだと感じています。

頭の中や、心の中を開けたままで歩くことはありませんが、考えや生き方は、黙っていても顔相や服装から滲み出るものです。

山内というブランドに出会って、私は人生が変わりました。

未完成な人間が一人の力でできることは少ないと思います。
特に私自身、心が弱いので、世の中の空気感に負けてしまうかも知れません。
放っておいても、水は低きに流れるならば、「良くしよう!」という人数が多いだけで、結果は変わると思う。

山内の洋服を着ると、視線が上がります。物理的というより、胸が張れているような気持ちに錯覚するような感覚。

景観が悪いと犯罪を引き起こす心理と同じで、どっちを望むのか。考えるきっかけになるだけでも波動は伝わっているのかも・・と、見えない何かに思いを深けながら、今日もギャラリーショップでお客様と洋服から話題が反れつつ、何かを確かめ合いながら年内の営業を和やかに終えることができました。

2023年、2024年、、、
明るい未来が簡単にやって来なかったとしても、プロセスを大事にできたら思うことは違うのだと信じて、目の前にあることから丁寧に向き合っていけたらと考えています。

まずは、周りに迷惑をかけないために、自分のご機嫌は自分で取る。

最近気に入っているワードです。

今周りにいる人は、今の自分が必要としている人と出会っているらしい。

世界を変えたければ、自分が変われ。とはよく言ったもので・・。

身近な洋服は、気分やモチベーションを変えてくれます。

新年を迎えるにあたって、福を呼び寄せ、自分にも人にも優しくなれるといいです。

そんな願いを込めて、元日に発売とさせていただきます。

 

 

---仕様詳細---
・品番 / ygs50-222
・サイズ展開 / 2, 3, 4, 5
・色展開 / mocha beige, navy gray
・純日本製
・お洗濯 /  品質表示タグには記載しておりませんがマシーンウォッシュ可


---混率---

表地 – ウール83% ナイロン17% (東京産)
リブ – ウール100% (東京産)


---仕上がり寸法表--- ※洋服の特性上多少の誤差は生じます。

size
着丈 肩幅 胸囲 袖丈
袖口
2 68.3cm 40.4cm 104cm 58.7cm
3 70.3cm 42.0cm 108cm 60.5cm
4 72.3cm 43.6cm 112cm 62.3cm
5 74.3cm 45.2cm 116cm 64.1cm

 

〈 着用モデル 〉 170cm 60kg
〈 着用サイズ 〉 mocha beige - size3 / navy gray - size3

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