はじめまして。

初めまして。

この度山内のメンバーに加わりました鈴木と申します。


以前もアパレル関係で製品開発・企画や、パターンといわれるお洋服の型紙を作成する事等、洋服の生産に携わる事をしてきました。

 

私は山内を知ったのは遅く、インターネットで山内のシャツが紹介されているものを読ませていただき知りました。

 

最初は上品でシンプルな洋服という印象でしたが、パソコンの画面上からも伝わる、丁寧な縫製や、上質な生地、シンプルで洗練された形状に誠実な製品に徹底的なこだわりを感じ、とても興味を持ったのがきっかけです。

 

現在は日々、山内の製品を触れられる事は大変嬉しく思いながら、参加させてもらっています。

毎日山内の製品を見ていて思う事があります、縫製者様の高い技術には本当感動的な程です。

 

山内では縫製者様のネームが製品についています。

そういったところにも”山内”を取り巻く関係者様への敬意のようなものを感じます。

 

また縫製仕様や、ステッチ使い等もそういった縫製者様の技術が引き立たせるようになっている事もあり、いろんな要素が重なり、山内の洋服が出来ている事に気づかされます。

 

先日縫い代と呼ばれる縫い目の脇にある、縫い余った生地のところをほどいく機会があり、縫い代の中を見た時に、表からは見えない1手間が入っている事に気づきました。

この縫製だけをみても、表から見えないからなくすのではなく、その目に見えない1手間の影響で仕上がりや、着用していく中で、長く着用していけると考えると、長い目で見ると非常に生産性のある1手間のように思いました。

効率的や生産性といった、産業的な言葉も時代や空間、場所によっては意味や行動が逆説的や、違った意味に感じるものです。

 

山内の商品はそのような、表には見えなかったり、見えにくい良さや、誠実なもの作りの一面など、沢山の魅力が隠れています。

 

今後は山内の隠れた魅力や、アトリエの様子など山内のご紹介を私なりの目線、角度でお伝えできればと思っています。

 

今回は最後までおつきあいいただきありがとうございました。

どうぞよろしくお願い致します。

 

作 / 鈴木