山内の縫製担当として。

縫製責任者の齋藤です。

山内さんと出会って二年になろうとしています。

何度もお話はさせていただいておりますが、私は縫製一本で今までやって来ました。

山内のアトリエで働かせて頂くようになり、縫製全般を担当させていただきましたが、その他の流れも目の当たりにし、作り上げたその先まで把握する事が出来ました。

初めは一着丸々縫う事ですら、これまで工場勤めで流れの一部だった私からすると、喜びを感じていた事をよく覚えています。

単に形にするのではなく、山内さんは「気持ち」や「美しさ」 を妥協しないので、仕上がりの追求に打ち込めました。

お客様の手に渡るまで、全ての持ち場の担当者が高い志で商品を仕上げている事で、周りの方々からの嬉しいお声も頂き、誇りを持ってお仕事させて頂けました。

 

今回私は山内を退職致します。

この素晴らしいブランドと、山内のとても温かいスタッフの方々と知り合うことが出来、一生の宝を築くことが出来たと思っています。

そして、山内 を支えて下さる全ての皆様に感謝しています。

本当に有難う御座いました。

 

作 / 齋藤