7年目の初体験。
昨日は生地の展示会のため、名古屋から東京へ車で向かいました。
途中の海老名サービスエリアで休憩をしていた時の事、
目の前を通り過ぎた男性に、ぱっと目がいきました。
ほんの数秒後に理由が分かりました。
「山内」のジャケットを着用していたのです。
思わず声をかけてしまい、何を言うわけでもないのですが、自己紹介をして、これからもよろしくお願いします、とお伝えしました。
どのように表現したら良いのかわからないのですが、びっくりしたという気持ちと、嬉しい気持ちの両方です。
ブランドをスタートして7年目の初体験でした。
私は卸し専門で仕事をしてきているので、お店のオーナーさんがお客様です。
その先、どのようなお客様に私たちの洋服が渡って行っているのかをあまり知る機会がありません。
もちろん、卸先の顧客さんなどはお会いしている方達もたくさんいらっしゃいますが、それとは違う確率に驚きと嬉しさがありました。
自分がブランドをスタートしてどれくらいの洋服を作って来たのか、7年やっているとある程度の数を作って来たと思います。
ですが、購入してくださるお客様にとっては常に「特別な1着」であるはずです。
お客様がどのような思いで購入したのかを考えてみると、気持ちが引き締まる思いです。
今後とも1着1着への責任感を持ち続け、真剣にモノ作りに取り組んで行こうと思った出来事でした。
作 / 山内