21166 / 塩縮先染めコットンストライプ・ワイドイージーパンツ

---元祖ストライプ---

"復刻企画" が公式オンラインストアと店頭に仲間入り。
無地が多かった山内に、新しい風を吹かせてくれたあの【柄】の原点に立ち返ります。

 「 ストライプ 」

 本来ならば縦のラインを引き立たせるものですが、山内では、控えめになるよう考えられています。
色、線の太さ、異素材、筆圧感など・・。
これまでに色々な表現で楽しませてくれており、有松のハコムラ絞りやオリジナルストライプは、無地派の方から親しみの持てる優しい印象です。

24ssではフェードストライプという "消えかけた線" という柄があり、今も進化し続けています。

毎回産地が変わると織機が異なり、組織を新たに構成し、その都度、新しいクリエーションとなるので、同じものはなく、どのシーズンも見逃せません。
その、一番最初に発表したオリジナルのストライプ柄を直営店限定で「復刻」致します。

---復刻企画---

当時は初めてのストライプ柄で、気にはなったけれど手が出せなかったという方も多いのではないでしょうか。
ストライプに抵抗があるという方は配色感の少ないネイビーを、いつも無地ばかりだから少し気分を変えたいという方は色目に差があるカーキがおすすめです。
その時の心情によって、見え方が変わる。
アートや美術も同じだと思います。
修学旅行で行った京都の歴史的建造物も、大人になってから見ると味わい深くなる。
今、このストライプを手にしたとき、何を思いますか？？

店頭で見た時より、実際に着用して外出してメンテナンスして、やはりもう一本欲しかった。個人的にそんな思い入れのあるパンツです。
春夏にも適するような薄手寄りで肉厚感はないものの、塩縮加工により芯のあるテキスタイルが特徴的で、真冬はレギンスを重ねてオールシーズン愛用したという経緯があります。
以前からブランドを知っていただいている方にも、もう一度。
まだ最近知ったばかりだという方にも、定番が少ないからこそおすすめのアーカイブとしてご覧ください。

前回の復刻企画の際に、「こんなに良いとは・・」と喜びが遅れてがやってきた方、是非今回も同様に笑い合えましたら嬉しく思います。

実はルームウエアシリーズのパジャマパンツが生まれる前に、本人と "パジャマみたいなパンツ" と内内では話していた通称があるこの品番は、ある意味ブランドを紐解く上ではキーポイントとなるかも知れません。

---商品説明---

タテヨコに先染め糸を使用した山内オリジナルのストライプパンツ。
ストライプにすることを前提としてヨコ糸に※ガス焼きをした双糸を使い、横地裁断した時にも光沢が残るように設計されています。
生地は一見すると2色の配色ですが、3色の糸から成り立っています。
これはタテ糸とヨコ糸が交差する事で糸色とは全く異なった生地色が出来上がる先染めの面白さの一つですが、思い通りの色になるかテスト織りを繰り返さなければいけないため、とても根気のいる作業です。
微妙な色合いの糸の交差を試し、時間をかけて織り上げられた山内らしいストライプ。
後加工は山内の得意とする塩縮加工で、生地自体縦横30％ほど縮ませ、先染め生地の特徴の奥行きのある色がより一層深みを増し、表情や色目は一般的なコットン素材とは一線を画します。
ウエストはドローコードと、ウエストゴムのリラックスフィット仕様。ウエストから裾にかけての直線的なシルエットが上品なストライプ柄をより引き立てます。
バックポケットは両玉縁ボタン留め。
使用されるボタンは全て本水牛仕様。
山内の洋服全てに共通しますが、イージーパンツというアイテムでも、ウエスト周りや持ち出し、裏を見ても丁寧に美しくしっかり仕立てられていますので、ハンガーにかかっている面構え、洋服に触れた時は、「良いもの」を感じていただけると思います。

※ガス焼き糸糸をガスの炎で焼くことにより、糸表面の毛羽を無くし、平滑で光沢が増す高級生地。

---生地説明---
塩縮先染めコットンストライプ(遠州産) 

---仕様詳細---
・品番 / 21166
・サイズ展開 / 2, 3, 4
・色展開 / black × navy , black × khaki 
・平ゴム+ウエストコード
・左右腰ポケット+左右後ポケット
・お洗濯 / ご自宅洗い, ドライクリーニング
・塩縮加工
・純日本製


---混率---
表地 – 綿 100％
別布 – 綿 100％

---仕上がり寸法表---　※洋服の特性上多少の誤差は生じます。