かっこいいモノを作りたい。

 

私が担当した前回のブログから1年半も経っていました、、。

その前のブログは3年半前でした、、。

4月から新入社員も入ってきたことですし、私の担当は6週間おきにやってくるようなので、初心にかえりしっかり書いていこうと思います。

先日、次のイベントの打ち合わせで、名古屋の有松の絞り加工場へ行きました。
私と妻、有松の職人さんと動画撮影をしてくれたカメラマンの4人で作業している時に、ふっと昔を思い返し、とても懐かしくとても楽しくとても満足した気分になりました。

みんな私がブランドをスタートした時から一緒にモノづくりをしていたメンバーで、気づけば15年ほどの付き合いになりますから、懐かしく思うのは当然かもしれません。

ブランドをスタートした際には夜な夜な加工場に行き、洋服に有松絞りの伝統的な加工をどのように使用するか、ひたすら自分の思うかっこいいを職人さんにぶつけて、加工してもらう。
何かピンとこないので次の日も夜加工場に向かう日々、、

最近はブランドのルックやイメージ写真を撮っていませんが、ブランドスタート当初は、夜な夜なカメラマンのスタジオに行き、自分の思うかっこいいを撮ってもらうために通っていました。
何がかっこいいかも言葉に出来ず、ひたすらシャッターを切ってもらい、現像しては、なんか違うなーと、好き勝手言っていました。

妻も私が夜な夜なアトリエでかっこいい服を作りたい一心で、寝る間も惜しんで服作りに没頭していた時に、アトリエに手伝いに来てくれていた方でした。

みんなそれぞれ仕事が忙しくなり、集まることも減り、その日も午前中の2時間ほどでしたが、かっこいい絞り、その絞り工程をかっこよく撮る。

昔ほど青臭いことは言えなくなりましたが、かっこいいモノを作ろうとして集中している時間に満足したのだと思います。

今はかっこいい服を作りたい。そんな気分です。

今年、来年にかけて会社としても新たな動きをします。

ブランドをスタートした時と同じテンションで。

作/山内