ygs51 / 超度詰めヘビーウエイトカシミアセーター

通常価格
¥291,500
販売価格
¥291,500
通常価格
売り切れ
単価
あたり 

※こちらは新店舗オープンを記念したスペシャルエディション数量限定アイテムとなります。


新店舗オープン記念アイテムには、山内ゴールドネームが付きます。


---商品説明---
山内で初めて編み立てニットアイテムのご提案です。
山内で提案する初めてのニット。やはりスペシャルな事をしたくなります。
時間やコスト、リスクを考えると、誰もやらない、やりたくない、そこに行こうとする気持ちがなければ人を感動させることは難しい。いつも心で思っていることです。

ただ何でもかんでも変化させることを良しとするわけではなく、丁度良い収まりの中でそれを表現することができるかがセンスと言われるのかもしれません。

最初の打ち合わせの際、私は、「御社の一番得意とする素材、製品を見せてください」と話を持ちかけることが多いです。
その会話からスタートし、提案を受ける中で徐々にイメージを膨らませていきます。
ニットの迫力はハイゲージよりローゲージ。素材はやはりカシミアが一級品であると、、。
ならばそれをベースにさらに上をいくイメージを共有していきました。

山内は、少しの裏切りをアイテムに込めています。それが男服の醍醐味であるから。
裏切りすぎてはいけない、あくまでバランスです。
そして、あくまで形はシンプルに「モノ」としての所有欲が満たされるか。

だんだんだんだんイメージが膨らみます。
今の時代、カシミヤを好む理由としては、柔らかく、軽く、あたたかいだそうです。
その話を聞いた隣の妻が、その逆がらしくない?そこが全ての始まりになりました。

最高級品質のカシミアだから柔らかさにこだわる必要もなく、カシミアだから軽くする必要もない、山内が好む、「かたく」「ヘビー」をカシミアで表現しようと。
コストとリスクは度外視したモノづくりが始まりました。

現編み機の限界の密度、極細カシミア糸の追撚(強撚)により柔らかさの逆、芯があり毛羽を極力抑えた糸作り、それをさらに束ねて撚り合わせて太番手の糸に変化。
軽さの逆をいく糸量からくるウェイト。
全てが規格外の編み物を目指しました。

一般的なカシミアセーターの5〜6着分の糸量を使用した総重量1.3kの重厚感。
カシミアとは思えないほど芯の残った質感。
ため息が出るほど「かっこいい」の一言がよく似合うアイテムです。

後日談として、昔のヨーロッパのカシミアセーターは、防寒着として毎日着用しても着崩れることのないほどタフに編まれ、
徐々に徐々に体に馴染ませ育てていくようなアイテムで、現代の柔らかく、軽いカシミアセーターとは逆の捉え方をしていたようです。
世代を超えて着続けていくほど丈夫な日常着として重宝していたと聞き、さらにこの方向性のモノづくりは「山内」だと確信したストーリーでした。

一年二年ではまだまだこの表情が残り、三年四年経つと少しずつ表面に毛羽が立ち、芯は残りながらも体に馴染む柔らかさを感じることができると思います。

現行のアイテムにさらに進化を加えて挑戦していくことが、過去へつながる動きになっている。
山内が初めて提案する編み立てのニットアイテム。是非ご堪能ください。


---仕様詳細---
・品番 / ygs51-open aniversary
・サイズ展開 / 2~3, 4~5
・色展開 / charcoal, black
・純日本製
・お洗濯 /  ドライクリーニングのみ


---混率---

表地 – カシミヤ 100% 


---仕上がり寸法表--- ※洋服の特性上多少の誤差は生じます。

size
着丈 肩幅 身幅 袖丈
袖口





2~3 65
55 82





4~5 68
60 85

 

《着用モデル》177cm 70kg
《着用サイズ》black-2~3

 

Color
Size